LMAP
LUMINE meets ART PROJECT

ABOUT

アートのある毎日を。

ルミネにとってのアートとは、
日常の中の非日常。

あたらしい価値観と自由な発想で、
自分を少しだけアップデートする。

それがお客さまの未来の地図をより鮮やかなものにしてくれます。
そんなアートのある毎日を、
ルミネはアーティストのみなさんと
つくっていきたいと思います。

これからのLMAP

LUMINE meets ART PROJECT (LMAP)は、ルミネという企業のアートに対する姿勢を表すコンセプトで、「いつものルミネに+αの価値を提供すること」を目的に今まで数多くのアーティストをルミネ・ニュウマン館内で紹介してきました。発足当時は「アートに正解はない。何かを考える「きっかけ」 として自由にアートに触れてみよう。」というメッセージを掲げていました。今ではアートという言葉はかなり身近になりましたが、「なぜ」アートが重要なのでしょう。

アートは誰とも違うオリジナリティ、そして見たこともない新しさを秘めており、その「オリジナル+新しい」が社会の豊かさに繋がる。だからアートはとても大切で、この社会に必要なものだと信じています。

2024年、ルミネは明確なサステナビリティ方針を標榜しています。人(PEOPLE)、コミュニティと文化(COMMUNITY&CULTURE)、環境(THE PLANET)を軸に「未来」をつくろうというものです。LMAPは、アートを通じて未来をつくります。未来の姿は人により様々ですが、共通するのは「現在よりも善い未来」。アートは時にクリティカルだったたり、強い表現で見る人に衝撃を与えることもありますが、現在よりも善い未来を目指す姿勢は普遍です。「より善い未来を作ろう」というと大げさに聞こえますが、自分が日々の生活している社会にどういう気持ちで接するのか、どうしたら明日を今日よりも善いものにできるのか、という姿勢で生きることはとても自然なことです。それはアーティストがより善い作品をつくるために日々制作することに似ているかもしれません。

ドイツのアーティスト、ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys,1921-1986)は、「私たちは皆、自分をアーティストと思って社会に関わるべきだ」と唱え、自らのクリエイティビティによって社会をつくる「社会彫刻」というコンセプトを提唱しました。
人間が未来の世界や社会を創造性によって造形していく「社会彫刻」こそが、未来の芸術のかたちだと信じていました。そして、その自覚を持ち行動する人は「誰もが芸術家」であると説いたのです。自分の生活や社会を作品と考え、今後どうしたいのかというビジョンを明確に持ちながら生活する。仕事、家族、教育、人間関係、今日の自分の一日を作品として考えることで、誰でも未来に向けて社会を彫刻しうるし、しなければならない、という呼びかけでした。

生活の中にアートが必要な理由はそこにあります。日々の生活が自分の作品として社会と関わるとなれば、昨日より善い作品を生み出したくなります。発足から15年経ったLUMINE meet s ART PROJECTは、「いつものルミネ+α 」の価値を提供するだけではなく、私たち一人一人が昨日より善い今日、今日より善い明日を目指し、アートを通じてより善い未来を作るきっかけになるでしょう。