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LUMINE meets ART PROJECT

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2021.08.26NEWoMan meets ART

NEWoMan YOKOHAMA × The Chain Museum
MASAMI & 大渕花波

  • #DISPLAY

NEWoMan YOKOHAMA × The Chain Museumがつくるアートスペース「Wall Street Museum」。
開業コンセプト「STORY…ING」を基に、企画・キュレーション・ディレクションしたアートを館内1・2F壁面にて常設で展示しております。今回の展示では、1FをMASAMIさん、2Fを大渕 花波さんに空間を彩っていただきました。

  • 期間
    2021年8月19日~
  • 場所
    ニュウマン横浜 1F ・2F壁面

1F 『Spinout Hours ~失われた2時間~』

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1F壁面ミュージアムのテーマは『Spinout Hours ~失われた2時間~』。

The Chain Museumの遠山正道さんが作家として生み出した時計作品の問いかけをテーマにアーティストが作品を創造するシリーズの第3弾。
今回は「生命の自由」と「自由」をコンセプトに作品を生み出す、フランス海外圏レユニオン島在住の現代アーティスト MASAMIさんによるアンサー作品となります。

遠山正道さん 時計作品の問いかけ

テクノロジーが発達して、人間は暗算などの基本能力をいとも簡単に退化させた。あらゆるものを合理的に単純化させた結果、12進法の時計も10進法に変更した。弾き出された2時間に、非合理があった。失われた2時間にあなたは何を思いますか?

MASAMIさんのアンサー

決まった計算式の暗算法で正確を、同じ答えを出し続け、12進法の時計に頼る生き方よりも、10進法の時計から生まれる多様性と独創性と創造性に生きることにわくわくする。時間にさえも囚われない、自分のリズムで生きる。そんなMASAMIさんの探求心をレユニオン島の自然と共に表現しています。

プロフィール写真

MASAMI

女子美術大学卒業 L'ecole superieurd'art de La Reunion大学院卒業。隠れたアートの力、そしてその不朽性を作品に見出すことを探求する。

2F 『The Double Edge of (In)Visibility:諸刃の(不)可視性』

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2F壁面ミュージアムの展示作品のテーマは『The Double Edge of (In)Visibility:諸刃の(不)可視性』。

一見すると西洋の美術館に並ぶ絵画、でもよく見ると何かおかしい…?
大渕花波さんは伝統的な芸術作品をモチーフに、額縁と絵画を入れ替えるという大胆な手法で空間にアプローチしています。

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ブルーを基調とした右側壁面で引用したのはレンブラント・ファン・レインの「夜警」、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオの「Narcissus」。

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対象的に左側壁面ではフレデリック・レイトンの「Flaming June」、クロード・モネの「日傘の女(左向き)」。

左右の色彩とモチーフのコントラストが、伝統的な作品の内に潜むさまざまな意味の広がりを感じさせてくれます。

作品を通じて、既存のものの見方がひっくり返される、見えていなかったものが見えてくる、そんな体験を味わっていただけますように。

プロフィール写真

大渕花波

2021年多摩美術大学大学院油画研究領域修了。
絵の在り方、絵と額縁の関係性について考えながら、立体的につくった支持体に絵を描いて制作している。
主な展示に2020年 個展「おばけのプラクティス」(Gallery b.Tokyo)など。