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「THREE」からの新提案。今の時代にふさわしいスキンケアとは?

2023.03.14

自然の恵みをふんだんに取り入れながら、肌本来のもつ機能をサポートしてくれる「THREE(スリー)」のスキンケア。香りや使用感が心地よくて好き、という方も多いのではないでしょうか。そんな「THREE」の魅力を支えるのは、常に変化し続ける社会や自然環境、そして、それらが人の心や身体、肌に与える影響を読み解きながら、アップデートし続けるという真摯な姿勢。今の「THREE」が考える理想的なスキンケアについて、PRの齋藤未奈(さいとう・みな)さんに伺いました。

自然の恵みを受け取り、還元する

いまや美容の世界でもすっかりおなじみとなったホリスティックケアという概念を、2009年のブランド誕生当初から大切にしている「THREE」。ホリスティックケアとは、肌だけでなく心や身体も健やかに保つために、総合的な視点でケアをしていくこと。「THREE」の公式サイトにはこんな一文が掲載されている。

「THREE ホリスティックケアとは、スキンケア、ボディケア、スキャルプ&ヘアケア、インナーリズムケア、環境ケアの総称です」

最後の「環境ケア」という言葉。肌や心、身体のみならず、自分自身を取り巻く環境までもホリスティックに見つめていくという視座の高さが、いかにも「THREE」らしい。実際のところ、「THREE」は立ち上げ当初から、「自然の恵みを受け取る以上、自然に何かを還元し、共存していかなくてはならない」という考えを守り続けている。「例えば、これまで有効活用されていなかった自然の恵みに光を当てるのも、その考えあってのことです」とPRの齋藤未奈さん。

「『THREE』のスキンケア製品のほぼすべてに使用されているティーシードオイルは、お茶の実から抽出したもの。お茶というと葉っぱが飲用として主に使われますが、お茶の実はかつてほとんど活用されてはいませんでした。畑に落ちたあとは、いずれ土に還っていくものとして放置されることが多かったんです。でも、お茶はもともとツバキ科の植物。ならば、ツバキオイルのように、お茶の実からも化粧品に適したオイルが作れるのではないか、と着目したのが始まりでした」

 

「THREE」のマーケティング Div. コミュニケーション PR マネジャーの齋藤未奈さん

時代のニーズにあわせてアップデート

その一方で、最新の科学の力も大切にするのが「THREE」の根本的なあり方。THREE=数字の3は、数秘術(数字を使った占い、ヌメロロジー)では「創造」「バランス」を意味する。ナチュラルとサイエンスをいかにバランスよくかけ合わせて、現代人の心と身体と肌に最大限に働きかけるか。時代のニーズや知見をもとに常に挑戦し続け、これまで何度もアイテムのブラッシュアップを重ねてきた。

例えば、2009年のブランド誕生時から人気のスキンケア「バランシング」シリーズは、過去に2度リニューアル。2023年2月15日には、3度目のリニューアルを果たした。新「バランシング」シリーズの大きな特徴は、「自分自身で美しくサバイブしていく力」をサポートする点にある。

「パンデミックや気候変動、デジタルコミュニケーションの加速など、さまざまな変化に対応していかなくてはならない今の時代、私たちに必要なのは、自分の力でサバイブしていくこと。そのパートナーでありたいという思いを込めて、新『バランシング』シリーズは誕生しました」

新「バランシング」シリーズ。クレンジングオイル、ポイントメイクアップリムーバー、洗顔料、ローション、モイスチャライザーが販売中

自然と科学の黄金比を求めて

社会環境や自然環境が変われば、心も身体も肌も変化する。私たちの今の状態にしっかりと寄り添ってくれるのが、新「バランシング」シリーズというわけだ。これまでどおり植物の力を最大限に引き出しながらも、あえて自然由来成分100%とはせず、たしかな効果を目指して、ナチュラルとサイエンスの黄金比にアプローチ。人の身体と土地は一体であるという「身土不二」の思想に則り、国産原料へのこだわりはそのままに、世界中から見つけてきた有用な植物をブレンド。異なる2つの価値をうまくミックスしていくという柔軟さが、軽やかな印象だ。

「100%ナチュラルなものだけで暮らすことは難しい現代社会で、ストイックになりすぎるのも、むしろ不自然。心と身体と肌にホリスティックに働きかけてくれる精油や植物エキスを基本としたうえで、たしかな実感や品質の安全性と安定性をかなえる処方にこだわっています」

ポイントメイクアップも自分の個性を表現できると人気。こちらは新作のアイパレット、リップ、ネイルポリッシュ

新パッケージにはリサイクル原料を使用

また、ローションとモイスチャライザーの新パッケージの原料には、市中回収したガラス瓶を使用。リサイクル原料を80%以上使用しているガラスには独特の濁りがあるものの、それをデザインとしてうまく昇華させ、有機的にゆらぐ輝きと奥行きを表現している。

「最初にお話ししたティーシードオイルもそうですが、THREEはもともと植物の未利用部分や残渣(ざんさ、残りカスのこと)、植物が生育するときの副産物など、不要と思われていたものに別の価値を発見するアップサイクルにもこだわっています。新しいパッケージもそのひとつです」

自分自身を“最も身近な自然”と捉え、日々、自らの変化を感じながら、自分らしくあり続ける。それが、「THREE」が目指す「自然体の美しさ」。地球環境に配慮するのはもはや当たり前のことだけれど、忙しいとついつい後回しにしがちな「自分という環境」にもやさしくすることの大切さを、「THREE」は思い出させてくれる。

例えば、朝晩の洗顔後、ローションをルーティンワークのようにパシャパシャと顔にはたくのか、それとも、心地よい香りを深い呼吸とともに吸い込んでから肌に浸透させるのか。スキンケアの領域を超え、ホリスティックなケアをサポートしてくれる「THREE」のアイテムの力を借りて、今一度、自分のリズムを整えてみたい。

ニュウマン横浜3階のコンセプトショップ「VISIONARIUM THREE」。「THREE」のほか、ジェンダーフルイドに楽しめるアイテムがそろうブランド「FIVEISM × THREE」もラインアップ

■THREE
https://www.threecosmetics.com/

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※本記事は2023年3月14日に『telling,』に掲載された記事を再編集しております。
※情報は記事公開時点のもので、変更になることがございます。

Text: Kaori Shimura, Photograph: Manami Takahashi, Edit: Sayuri Kobayashi

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