イラストレーターHOHOEMI
-
Q1.ルミネ立川40周年の企画は、
「COLOR MY CITY」がテーマとなっており、
その中でもHOHOEMIさんにはアートウィークの
イラストを描いていただきました。
今回の作品の制作意図やこだわった部分
(モチーフ・色味など)、苦労した点など、
制作裏話を教えてください。アートウィークということで、
日常とそこに結びつくアートを意識しました。
例えば絵を描いている女の子がいたり、
不思議な形のサボテンやお花があったり、
面白い模様のワンちゃんがいたり……。
立川に対する私なりのイメージを絡ませていきました。夏に展開するということもあり、カラフルで元気が出る
配色にしています。
1コマ1コマ違うシーンを
描いているので、いろんな想像をして頂けると嬉しいです。制作する前はリサーチも兼ねて実際に立川に足を運び
イメージを膨らませました。 -
Q2.現在のアート活動や制作活動の中で
大切にしていることや、今後の活動で
行ってみたいことをお聞かせください。自分の思う可愛さやトキメキを一番大切にしています。
雑貨屋や古着屋さんの古くてよく分からない
キャラクターの置物やプリントが好きで
そういうものに惹かれる傾向があるので、出かける時も
常にアンテナを張っています。
色はファッション雑誌や古書店にあるような海外の
雑誌やデザイン書などを見て学ぶことが多いです。
また、喫茶店の空間が好きで、よく作業に出向くと
いいアイデアが生まれます。どこか懐かしさを感じたり、こんなデザインのものが
あったら良いのになど、
鑑賞者の好きなように
感じていただければ幸いです。
今後もいろんなことが
できるように精進していきたいと思います。
現在は平面作品が多いので、立体作品への展開や
クッキー缶のデザイン、
それに大好きなバンドの
クリープハイプさんに関わるお仕事が
いつかできたら幸せです。 -
Q3.立川にはどのような思い入れがありますか?
立川での思い出エピソードを教えてください。立川はなんといっても住みやすさが魅力だと思います。
犬と一緒に散歩できるコースもありますし、
駅前はルミネ立川を始めとしたお店が並んでいるので、
お買い物にも困りません。ルミネ立川のカフェへ制作作業をしに行くこともあります。
疲れたら少し出て自然も楽しみながら
気分転換に歩くのも良いですし、
ウィンドウショッピングをするのも楽しいです。お世話になっている印刷所も近所なので、友達と一緒に
カフェに入って入稿の準備もしていました。
立川に居たらいろいろな事ができるという印象です。 -
Q4.今後の立川の未来に期待することを
教えてください。居心地の良い街なので、
そのままでいて欲しいなと思います。
土地が広いのも魅力のひとつだと思うので、
まだ立川に訪れた事もない人も興味が湧く
蚤の市やアートイベントが頻繁に行われたら嬉しいです。立川とアートがもっと結びつきますようにと
願っております。
profileイラストレーター HOHOEMI
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科在籍中。関東在住。イラストレーター。2020年からSNSを中心に作品を発信。レトロポップをテーマに作品を作っている。紙媒体、アパレルなどとのコラボの他、ILLUSTRATION2021掲載、表参道ROCKET、渋谷PARCO COMINGSOON 企画展、音楽バンドのジャケットデザイン、グッズ販売など、幅広く自由に活動中。