Tachikawaspecial Special edition

vol.3 『いいね!立川』編集長
久米収さん

立川に移り住んだことをきっかけに
『いいね!立川』を開設した久米さん。
注目メディアの裏側や
今後の展望を伺いました。

Interview 1『いいね!立川』とは、
どんなものでしょうか?

立川のみんなで、
地域の日常を
面白がる
ウェブメディアです。

『いいね!立川』では、立川エリアのお店のオープン・クローズ情報やイベント情報をはじめ、雑談に使えそうな小ネタをほぼ毎日紹介しています。取材から執筆まですべて立川エリアに住む僕と編集部の仲間が行っていますが、ここ数年は読者さんの情報提供も増えているので、立川のみんなでつくっているメディアともいえますね。

Interview 2なぜ立川のメディアを
つくろうと思ったのですか?

面白いネタにあふれた
街だったからです。

最初は特にメディアをつくろうと思っていたわけでは無いんですよ。立川で暮らし始めてからしばらくして、事業として個人店のウェブのコンサルを始めたんです。その営業で立川エリアの飲食店を訪れるうちに、面白いネタがすごく多いことに気づいて、2011年に思い切ってメディアを開設しました。偶然生まれたメディアでしたが、発信するトピックスが多く、面白さのポテンシャルが高い街だなと感じています。

Interview 3取材や執筆で
大事にしていることは?

「生活者目線」を
徹底すること。

メディアは読む人のためのもの。お店や僕たちの「ここが良いんだ」という情熱をアピールしても、興味を引けなかったらまったく読んでもらえないんです。このことを今までの仕事で痛感してきました。どれだけ取材対象に詳しくなっても初心を忘れずに、読者と同じく「自分が暮らす街だから気にはなっている。だけど、本気で良い!と思っていない。」そんな状態を保つようにしています。あとはリアルな様子を記事にするため、取材はアポなしで突撃しています。(笑)

Interview 4取材を通して感じた
立川エリアの印象は?

何でもアリの
ワンダーランド。

立川で仕事を始めた当初、商店街の方々は、よそ者の私を怪しまずフレンドリーに受け入れてくれたんです。おかげで仕事がしやすかったですね。その後立川では、立飛グループさんを筆頭に新しいことや不思議なビジネスを突然始める方が結構いらっしゃるんです。さらに、周りもそれを面白がっていたりして。新しいことに寛容な雰囲気があると思います。

Interview 5今後の展望を教えてください。

ウェブ以外にも
面白い
コンテンツを
生み出すこと。

10年以上、独自の記事を発信し続けた結果、認知度が上がり、協力者も沢山でき、新しいことを広める力もついてきました。今後は面白いことをやろうとしている人やスキルのある人のサポートを通して、ウェブだけではなくリアルでも面白いコンテンツを生み出して、立川を盛り上げていきたいと思っています。そのためにはまだまだ周囲の協力が必要です。何かアイデアをお持ちの方は僕たちにぜひご連絡いただきたいです。

profile

『いいね!立川』編集長
久米収さん

愛知県出身で、20代後半から立川に移住。株式会社エナゲピューラの代表取締役として、ウェブコンテンツを通して地域の店舗や企業のマーケティングやブランディングを支援する傍ら、2011年にローカルメディア『いいね!立川』を開設。他にも『いいね!国立』の運営や家庭教師事業など立川エリアで幅広く活躍している。

about

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