Tachikawaspecial Special edition

vol.7
立川市 広報課
シティプロモーション推進係長
三上美津子さん

立川市の魅力を広く伝えるため、多くの方や
地域とともに方針を決め、活動を行なう
立川市広報課シティプロモーション推進係。
担当者である三上さんに活動内容や
今後の展望などを伺いました。

Interview 1立川市のシティプロモーションとは
どういうものですか?

立川という
地域への
「意欲」を増やす
事業です。

立川市民をはじめ、立川に関わる人の思いがあってこそまちの魅力は広まっていくと考えています。まず、私たちはその思いを4つ掲げました。「立川をお勧めしたい」「地域活動に参加したい」「まちをより良くしようとする働きに感謝する思い」「市外で立川をお勧めしたい」。それぞれの思いを「意欲」と捉え、皆さまの意欲の総量が増えるような活動、取り組みをシティプロモーション推進係は行っています。

Interview 2今、取り組みの中で
力を入れていることは何ですか?

共感の和が
広がるような
コミュニケーション
ツールづくり。

広報ツールは意欲的につくっていて、中でも立川の魅力的なヒト・モノ・コトをピックアップした『ハッシュタグマガジン』は力を入れています。そこで一番大事にしているのは「共感」です。そのためにも地域の方やお店にご登場いただき、多くの皆さんの生の声をお伝えしています。ご覧いただくと立川への愛着が深まったり、立川に立ち寄りたくなったりすると思います。イベントの開催などでの様々な方々との関わりを通し、この媒体がコミュニケーションの役割も担い、共感の和を広げてくれています。

Interview 3立川市のブランドメッセージ
「立川くらいが、一番いい」は
どのようなものですか。

市民の皆さまと
つくった
立川の未来への旗印。

「立川にしかないライフスタイル(ブランド)」とは何か、を考え、一言で表し、未来に向かっていく旗印をつくる目的でこのプロジェクトは始まりました。アドバイザーとしてシティプロモーションの第一人者である東海大学 河井教授を迎え、市民の皆さま他の参加を募り、ワークショップを行うことから始まりました。そうして4つの候補の中から、最終的には一般投票等で決定しました。考案から決定まで全て皆さまと一緒に行い、選んでいただいたメッセージを多くの方に届けていきたいです。

Interview 4ブランドメッセージの制作過程で
印象的だったことは何ですか?

まちへの思いが
深まる
ストーリーづくりと
街めぐり。

ワークショップは大きく2つ行ないました。1つが立川で生きる人のストーリーづくり。具体的に人物像を描き、その人が挫折しながらも、立川の魅力に触れながら幸せになっていくという人生のストーリーです。最後には、現在の主人公から原点の主人公に向けて温かい手紙も書いたんです。もう1つが五感で味わう多摩モノレールツアー。半日かけて皆さんと話をしながら立川を散策しました。普段では気づかない魅力や新たな発見がありました。人、まちに一歩踏み込んだワークショップを経たからこそ、より深いメッセージになったんだと思います。

Interview 5三上さんの立川の好きな所、
魅力を教えてください。

帰ってきたくなる
故郷として
誇れる街。

私は小学校の頃からずっとこの街に住み、学生時代はルミネ立川の焼肉店でも働いていたほどの立川っ子です。最近では、南口にオープンした市の魅力発信拠点施設CotoLink(コトリンク)で、コーヒーを飲むことや、地元の食材や地ビールを買って帰るのが楽しみです。立川は、利便性はもちろん、豊かな自然や美しい風景、人の人情や温かさがある「故郷(ふるさと)」として素敵な街です。この魅力を発信し、市民の皆さまが故郷を誇りと感じられるような活動を一歩一歩進めていきたいです。

profile

立川市 広報課
シティプロモーション推進係長
三上美津子さん

立川で育ち、今もご家族と在住。約7年間の新宿での会社勤めを経て、やはり地元立川で働きたいと一念発起して立川市役所に転職。2年前、シティプロモーション推進係へ。自然・まち・人が調和する立川市の魅力発信を精力的に行っている。

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立川市役所
立川市泉町1156-9
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