特別コラボ講座 SDGs入門
CLASS ROOM×ハナコカレッジ
LUMINE CLASS ROOMとハナコカレッジによる、SDGsをテーマにした特別コラボ講座を実施します。
食やカルチャー、そしてアップサイクルから女性の働き方まで、私たちの未来にとって大切なことを学ぶ講座をライブ配信でお届けします。
気持ちのいいライフスタイルのヒントを見つけるきっかけに、ぜひご参加ください。
荒川:SDGs特集の反響はすごくよかったんです。SNSでも、読んだ方がたくさん感想をあげてくださって。
田島:まず「ハナコでSDGs? 意外!」という反応が非常に多かったのですが、「読みやすかった」とか、すごく褒めていただけて。それから「みんなも読んだほうがいい」といった、ほかの人にもすすめるような反応は通常号に比べても多かったです。逆に言うと、読者もSDGsのようなテーマにすごく興味があるからこういう声があがったんだろうなって。コロナ禍によって、家で自分のこと、地球のこと、未来のことをふつふつと考える時間も長く、「SDGsって最近聞くけどよく知らない」「エシカルってなんだろう」「なにから始めればいいのかな」とみなさんが思い始めていたタイミングだったことも大きいと思います。
荒川:本当に、褒めてくれた人を一人ひとり抱きしめたいくらい感激しました(笑)。
田島:偶然読んでくれた人にとっても、新しいものに触れる機会になってくれていたらいいなと思います。ネットなどで自分がほしい情報だけを取りにいくのとは違って、雑誌は“うっかり”手に取って出会ってしまう存在なので、それが現れたような反応は本当にうれしかったですね。
荒川:特別コラボ講座「SDGs入門」では、4つのテーマでそれぞれゲストを迎えます。「アップサイクル」はヴィンテージストア「DEPT」オーナーのeriさん、「食」はオーガニックスイーツ店「shodai bio nature」のパティスリーの小代智紀さん、「カルチャー」は映画ライターの志村昌美さん、「女性の働き方」はインディペンデント雑誌『ハイアーマガジン』の編集長であるharu.さん。私たちのほうではアップサイクルとカルチャーのゲストをアサインさせていただきました。
eriさんはSDGs特集にも出ていただいたので、誌面を読んで興味を持ってくれた方が、もうちょっと聞きたいと感じたようなことをトークできたらと思っています。カルチャーはSDGs特集でも取り上げたんですが、この映画を観たらジェンダーのことがわかるとか、この漫画を読んだら貧困のことがわかるというように、きっかけとしては一番やわらかいと思うんです。特集のときと同じように、初心者の方に目線を合わせた内容にしたいですね。
ハナコカレッジはものづくりやお料理、技術を教えてもらうような授業がメインだったりするので、今回ルミネさんの力をお借りして、新しく座学のコンテンツをつくれるのが楽しみです。
荒川:このコラボ講座をきっかけに、ルミネさんと一緒になにかできたらいいですね。それこそSDGs関連で、アップサイクルのイベントを一緒にやるとか、エシカルな取り組みをしているレストランでなにかをやるとか。
実は今年の5月に、本誌でSDGs特集をまたやろうと思っていて、そのときのテーマは(気持ちいい生活の)「広め方」にしたいと考えているんです。誌面だけじゃなく、ルミネのようにいろんな人が通り過ぎる場所と組んでなにかするのは、いい広め方のひとつになるんじゃないかなと思っています。
田島:僕は2017年にもCLASS ROOMに登壇させていただいたのですが、そのときに、参加者の方々が非常に熱心で、なおかつリアルイベントだったのでコミュニティができるのが魅力的だなと感じました。今考えると、その印象が頭のどこかにずっと残っていて、ハナコカレッジの立ち上げにもつながったのかもしれません。
雑誌を読むことの楽しさは、モノやコトと偶然に出会うこと。ルミネも同じように、ただの商業施設ではなく、そこに集う人たちにいろんなきっかけを与えている場所ですよね。僕らは雑誌をつくるほかにもイベントプロデュースや商品開発など、いろんな活動をしているので、ルミネさんとも売り場をつくったり商品をつくったりというふうに広げられたらいいですね。さらに、それらを通してSDGsや日々の学びになるようなことを伝えていけたら、すごく有意義だと思います。
LUMINE CLASS ROOMとハナコカレッジによる、SDGsをテーマにした特別コラボ講座を実施します。
食やカルチャー、そしてアップサイクルから女性の働き方まで、私たちの未来にとって大切なことを学ぶ講座をライブ配信でお届けします。
気持ちのいいライフスタイルのヒントを見つけるきっかけに、ぜひご参加ください。
1997年、マガジンハウスに入社。2010年『BRUTUS』副編集長、16年より現職。雑誌のみならず、ウェブメディア、読者コミュニティ、イベント、商品開発などを手がけるライフスタイルメディアとしてのHanakoブランドをプロデュースしている。
2003年、主婦の友社に入社し、広告部に配属。2008年より『mina』編集部へ異動、2016年より同誌編集長。2019年、マガジンハウスに入社。『Hanako』編集部へ配属。読者コミュニティ「ハナコラボ」、学びのプログラム「ハナコカレッジ」、SDGs特集などを担当。