多肉植物と暮らす
“食べられる多肉”で寄せ植えピタサンド!
上の写真は、参加者のみなさんがつくった寄せ植え……ではなく、この日のケータリングのメニュー。ワークショップの間に、なんと食べられる多肉植物を使った、野菜たっぷりのピタサンドが用意されていました。
「『多肉サンド』というオーダーをいただいて、どうしようかなと思ったんですが……せっかくなので、私も“寄せ植え”をしてみました(笑)」
そう話してくれたのは、さまざまなイベント、展示会などでケータリングを行う、出張料理「あゆみ食堂」の大塩あゆ美さん。コンセプトに合わせてつくる“オーダーメイドレシピ”も多く手がけているということで、さすがの発想。「ふだんから、けっこう無茶ぶりされることが多いんです(笑)」とのこと。
ピタサンドの中には、ミニ人参やビーツ、かぼちゃなど北海道産の旬野菜に、ゆで鶏のスパイスマリネ、さらに食べられる多肉植物「グラパラリーフ」も。
ちなみに添えられたイラストは大塩さん自身によるもので、つくる前に絵を描くとできあがりがイメージできるのだそうです。今回は、ピタサンドを自立させられるボックスを見つけて、これならプランターのようにできるかも、と思ったのだとか。具がたっぷりなので、箱のままフォークでいただきます!
西さんもグラパラリーフをパクリ。この多肉植物は、西さんが最初に育てたものだそうで、「ふだんはもったいなくて食べないですね。でもこれ、サラダに入れたりすると、おいしいんですよ!」。
お食事タイム中には、参加者から寄せられた質問に、西さんが回答。育て方のポイントのほか、注目している多肉植物は「うば玉」、おすすめのショップは練馬にある「オザキフラワーパーク」など、たくさんの情報を教えてくれました。
「おすすめの本を教えてください」という質問の答えがこちら。西さんも加盟している「国際多肉植物協会」が発行しているもので、原産地で育つ多肉植物の美しい写真とともに、育て方や栽培方法などが載っています。この協会の会長を招いて、お店で「多肉植物を愛でる会」を開催することもあるのだとか。
最後は、みなさん自分が植えた多肉植物を手に集合して記念撮影。シャッターを押すかけ声は、カメラマンさん考案の「はい、タニク!(笑)」。