女子のための音楽入門講座
“アナログを楽しむ”料理
角田さんがお料理に設けたテーマは、「アナログを楽しむ」。交流会では、そんなアナログ感のある、食べて美味しい、触って楽しい料理を参加者のみなさんと味わいました。
前菜は、4種のディップソースを用意したカナッペ。ワカモレソース、ブルケッタソース、くるみ味噌クリームチーズのソース、チリコンカンをクラッカーで掬って食べました。豆の食感がしっかり感じられたり、スパイシーな味わいが鼻をくすぐったり。食べてみてはじめて感じる楽しさがある料理でした。
グラタンのようなこの料理はパルマンティエ。牛スジとマッシュポテトが入った、フランスの郷土料理です。素材そのものの味わいを十分に生かしたマッシュポテトは舌触りも滑らかで、ついつい口に運んでしまう美味しさ。自宅でもやってみたくなるような一品でした。
メインディッシュは、ポルケッタ。ローストポークです。イタリアの郷土料理として親しまれています。巻かれた豚肉は、カセットテープのイメージ。プリッとした食感に、あっさりした味わいがギャップ有り。満腹感と食べやすさを両立させてしまうという珍しい料理でした。
最後にデザートです。少し硬めに仕上がっているクラシックプリンは、クリームやフルーツと混ぜて食べました。たまごの甘みがふんわり口中に広がって、まるで講義で聴いたカセットテープの音のように優しい気持ちになりました。
交流会は角田さんをたくさんの参加者で囲みながら、waltzやカセットテープ音楽の話に華を咲かせました。最後は、角田さんの挨拶で締めくくりです。
少しでも、みなさんが生活を豊かにするヒントを得られたなら、僕はすごく嬉しいです。ぜひ、waltzにもお越しくださいね。テーブルの上に整然と並ぶカセットテープを見てもらえたら、きっと『可愛い』って感じて、カセットテープの魅力を実感してもらえるはずですから。