2018.10.11
Report 2/3
ずっと使えるいいモノの選び方
ケータリング:カフェパーク
テーマは「タイムレス」
講義のあとは交流会。山田さんと参加者が直接会話を楽しみます。お食事は、山田さんからのお題「タイムレス」に沿って、カフェパークの皆さんが用意してくれました。
今回のお料理は、どれも昔から愛されているメニューに現代のエッセンスを取り入れた逸品です。こちらは鯛のカルパッチョ。サラダ仕立てで、新鮮な野菜と一緒に、有機玉ねぎのソースを絡ませていただきます。鯛の風味が香ってきて、口に爽やかさが広がりました。
こちらはミニチーズバーガー。歯切れのいいバンズは、食感も美味。ナチュナルチーズは溶ろけていて、口当たりがよく、乳製品特有の甘みもほんのり。
このボロネーゼは昔ながらのオーソドックスな料理です。和牛を野菜や赤ワインなどとじっくり煮込んだソースは、どこか懐かしくも新鮮。チーズとの相性もバッチリで、満足感も高い料理でした。
デザートは桃のミルフィーユ。「タイムレス」にあやかって、年輪をイメージしたスイーツです。桃の甘さはしつこくなく、添えられたクリームソースも優しい甘み。ちょうどいい生地の食感と心地よいハーモニーを奏でていました。
最後に山田さんの講義で印象的だったことを紹介します。それは、ものを持つ、ものを持たないのではなく、その中間を大切にしようというメッセージでした。
ものをたくさん持っていたり、ものをまったく持たなかったりと、白黒つけるよりも、グレイを意識するのがいいかな。白から黒に変わっていくグラデーションのなかで、自分にとって心地いいバランスを見つけていることが大切。そして、知識や経験、ブランドの評価に関わりなく、自分がいいと思うものをいいと言えるようになっていくことも大事にするといいですよ。