LIFESTYLE
CLASS ROOM
「なんだか楽しそう」から始まる、自分と地球の未来にいいこと。
2021.02.10
「LUMINE CLASS ROOM LIVE」としてYoutubeでのライブ配信形式でお届けしている、2020年度度の「CLASS ROOM」。
2月27日(土)に開催するのは、「ハナコカレッジ」との特別コラボ講座「SDGs入門」です。ハナコカレッジとは、雑誌『Hanako』が開催している学びのプログラム。このプログラムの立ち上げがきっかけのひとつとなり、2020年、これまでの“お出かけ雑誌”のイメージとはちょっと違う、SDGs特集を組みました。そこにいたるまでに、どんな背景があったのでしょうか? 編集長の田島朗さんと、編集者の荒川由貴子さんに聞きました。
“学び”特集への反響をきっかけに、ハナコカレッジをスタート
田島朗さん(以下「田島」):ハナコカレッジを立ち上げたきっかけは、2019年10月発売号で組んだ“学び”特集です。そのとき誌面にアイコン的に添えたのが「ハナコカレッジ」という名前でした。特集からの反響は非常によく、読者はなにかを知ることや、学ぶことへの欲求がすごく高いんだなとわかった。それで、誌面で学びのコンテンツを発信するだけでなく、イベントなどの場も作っていこうと「ハナコカレッジ」を本格的にスタートしたんです。
荒川由貴子さん(以下「荒川」):ハナコカレッジは資格を取るような講座ではなく、知っていたら毎日がちょっと楽しくなるような学びを集めたプログラムです。ものづくりのワークショップや、女性として働くことや人生についてゲストに語っていただくトークイベントなどの“授業”を、今はインスタライブやZoomを使った「ハナコカレッジオンライン」を中心に開催しています。
本誌の2020年7月発売号で組んだ“学び”特集の第2弾は、ハナコカレッジと連動させました。誌面を教科書として使ってもらえるよう、1見開きで1授業という紙ならではのつくりに。内容は、テラリウムづくりや大人の塗り絵、鯵の3枚下ろしなどさまざまです。そのなかから11授業を選び、動画でライブ配信する“夏期講習”を開催しました。これがすごく好評で、それ以降もインスタライブで本誌と連動した授業の配信を月2回くらいのペースでやっています。
さらに、もっと学びたい!という方に向けてクローズドの授業も開催しています。たとえば、和菓子の<とらや>さんとコラボレーションした、その名も「あんこと本気で向き合う2日間」。とらやの砂糖と小豆を参加者の自宅に届け、職人さんの指南のもと、みんなであんこを炊いて饅頭をつくるというものです。学びって楽しいし、幅が広がりますよね。これまで続けてきて読者の反応が予想以上によく、“学び”が『Hanako』の軸のひとつになってきたなと思います。
2月27日(土)に開催するのは、「ハナコカレッジ」との特別コラボ講座「SDGs入門」です。ハナコカレッジとは、雑誌『Hanako』が開催している学びのプログラム。このプログラムの立ち上げがきっかけのひとつとなり、2020年、これまでの“お出かけ雑誌”のイメージとはちょっと違う、SDGs特集を組みました。そこにいたるまでに、どんな背景があったのでしょうか? 編集長の田島朗さんと、編集者の荒川由貴子さんに聞きました。
“学び”特集への反響をきっかけに、ハナコカレッジをスタート
田島朗さん(以下「田島」):ハナコカレッジを立ち上げたきっかけは、2019年10月発売号で組んだ“学び”特集です。そのとき誌面にアイコン的に添えたのが「ハナコカレッジ」という名前でした。特集からの反響は非常によく、読者はなにかを知ることや、学ぶことへの欲求がすごく高いんだなとわかった。それで、誌面で学びのコンテンツを発信するだけでなく、イベントなどの場も作っていこうと「ハナコカレッジ」を本格的にスタートしたんです。
荒川由貴子さん(以下「荒川」):ハナコカレッジは資格を取るような講座ではなく、知っていたら毎日がちょっと楽しくなるような学びを集めたプログラムです。ものづくりのワークショップや、女性として働くことや人生についてゲストに語っていただくトークイベントなどの“授業”を、今はインスタライブやZoomを使った「ハナコカレッジオンライン」を中心に開催しています。
本誌の2020年7月発売号で組んだ“学び”特集の第2弾は、ハナコカレッジと連動させました。誌面を教科書として使ってもらえるよう、1見開きで1授業という紙ならではのつくりに。内容は、テラリウムづくりや大人の塗り絵、鯵の3枚下ろしなどさまざまです。そのなかから11授業を選び、動画でライブ配信する“夏期講習”を開催しました。これがすごく好評で、それ以降もインスタライブで本誌と連動した授業の配信を月2回くらいのペースでやっています。
さらに、もっと学びたい!という方に向けてクローズドの授業も開催しています。たとえば、和菓子の<とらや>さんとコラボレーションした、その名も「あんこと本気で向き合う2日間」。とらやの砂糖と小豆を参加者の自宅に届け、職人さんの指南のもと、みんなであんこを炊いて饅頭をつくるというものです。学びって楽しいし、幅が広がりますよね。これまで続けてきて読者の反応が予想以上によく、“学び”が『Hanako』の軸のひとつになってきたなと思います。
思い切って踏み出したSDGs特集
田島:ハナコカレッジの活動が順調に進むなか、『Hanako』は2020年の10月発売号から、表紙のタイトルの下に「live wise, be happy!」(=賢く過ごしてハッピーになろう)というキャッチコピーを添え、「働く女性の『もっと知りたい!』を叶える、知的ライフスタイルメディア」としてバージョンアップしました。
そのときに組んだ特集が「SDGs」。それまでとは趣の違うこのテーマを思い切って扱ったのには、さまざまな理由があります。SDGsから連想されやすい言葉に「サステナブル」や「エシカル」がありますが、実はSDGsが指す領域はもうちょっと広く、女性のエンパワーメントなども含まれています。またSDGsというと、国や政府、企業レベルの話というイメージで、自分ごとにするにはまだまだ遠いなという印象を僕自身も持っていました。
一方で、SDGsというテーマはずっと扱いたいなと考えていたので、機会をうかがっていました。withコロナの時代になって『Hanako』の軸足を“学び”や“知的好奇心”に移していくなか、SDGsという言葉が徐々に大衆化し始めていたこともあり、このタイミングであればできそうだなと思ったんです。新しいキャッチコピーをつける最初の号で、そのきっかけとなる特集として一番ふさわしいなと。
同時に、SDGs特集をやるのであれば、ひっそりとやりたくはないっていうのがあったんですね。僕たち作り手がフルパワーで向き合って、きちんとメッセージを込め、世の中にインパクトを与えなくてはいけない。そのために、まずはトライアルとしてこの号以前の2020年4〜6月発売号で、3号連続でSDGsをテーマにした第2特集を組んだんです。テーマにしたのは、女性のエンパワーメント、サステナブル、先進国貧困。これが非常に反響がよかったので、SDGsの特集をやろうと決心できました。嵐のみなさんを表紙に起用できたのもよかったです。
田島:ハナコカレッジの活動が順調に進むなか、『Hanako』は2020年の10月発売号から、表紙のタイトルの下に「live wise, be happy!」(=賢く過ごしてハッピーになろう)というキャッチコピーを添え、「働く女性の『もっと知りたい!』を叶える、知的ライフスタイルメディア」としてバージョンアップしました。
そのときに組んだ特集が「SDGs」。それまでとは趣の違うこのテーマを思い切って扱ったのには、さまざまな理由があります。SDGsから連想されやすい言葉に「サステナブル」や「エシカル」がありますが、実はSDGsが指す領域はもうちょっと広く、女性のエンパワーメントなども含まれています。またSDGsというと、国や政府、企業レベルの話というイメージで、自分ごとにするにはまだまだ遠いなという印象を僕自身も持っていました。
一方で、SDGsというテーマはずっと扱いたいなと考えていたので、機会をうかがっていました。withコロナの時代になって『Hanako』の軸足を“学び”や“知的好奇心”に移していくなか、SDGsという言葉が徐々に大衆化し始めていたこともあり、このタイミングであればできそうだなと思ったんです。新しいキャッチコピーをつける最初の号で、そのきっかけとなる特集として一番ふさわしいなと。
同時に、SDGs特集をやるのであれば、ひっそりとやりたくはないっていうのがあったんですね。僕たち作り手がフルパワーで向き合って、きちんとメッセージを込め、世の中にインパクトを与えなくてはいけない。そのために、まずはトライアルとしてこの号以前の2020年4〜6月発売号で、3号連続でSDGsをテーマにした第2特集を組んだんです。テーマにしたのは、女性のエンパワーメント、サステナブル、先進国貧困。これが非常に反響がよかったので、SDGsの特集をやろうと決心できました。嵐のみなさんを表紙に起用できたのもよかったです。
「なんだか面白そうだな」を入り口に
荒川:ハナコカレッジの夏期講習でひいひい言っている頃から(笑)、田島とSDGs特集をどんなふうにするか話していました。そのなかで考えたのは、今までの読者にも興味を持ってもらえて、なおかつ読んで面白くなるようにしたいということです。
ですが正直、ふたりともものすごく意識が高いわけではなかったので、私たちが読んでも楽しいと思えるものにしたかった。だから専門書のようにするのではなく、「SDGsってなんだろう?」みたいな人が「なんだか面白そうだな」と手に取って、SDGsを知る入り口になるといいなって。楽しそうだなと思うことが、実は地球環境によかったり、人にやさしかったり……“好きでやったことがいいことになる”という伝え方にしたいと考えながら、試行錯誤を重ねてつくりました。
田島:『Hanako』は上から目線でものを言う雑誌ではなく、読者のみなさんと同じ目線で、一緒に楽しいことをしようよって伝えていく雑誌だと思うんですね。SDGsも読者と同じ目線で取り扱わかなきゃいけないっていうときに、まず“自分たちがやっていて楽しいこと”という切り口は絶対になくさないようにしようと、荒川とずっと話していました。
“ライフスタイルをいきなり全部変えることは無理だから、モノの選び方をちょっとずつアップデートすることから始めていこうよ”という思いのもと、最終的に「気持ちいい生活の、選びかた。」という特集タイトルにたどり着きました。
荒川:ハナコカレッジの夏期講習でひいひい言っている頃から(笑)、田島とSDGs特集をどんなふうにするか話していました。そのなかで考えたのは、今までの読者にも興味を持ってもらえて、なおかつ読んで面白くなるようにしたいということです。
ですが正直、ふたりともものすごく意識が高いわけではなかったので、私たちが読んでも楽しいと思えるものにしたかった。だから専門書のようにするのではなく、「SDGsってなんだろう?」みたいな人が「なんだか面白そうだな」と手に取って、SDGsを知る入り口になるといいなって。楽しそうだなと思うことが、実は地球環境によかったり、人にやさしかったり……“好きでやったことがいいことになる”という伝え方にしたいと考えながら、試行錯誤を重ねてつくりました。
田島:『Hanako』は上から目線でものを言う雑誌ではなく、読者のみなさんと同じ目線で、一緒に楽しいことをしようよって伝えていく雑誌だと思うんですね。SDGsも読者と同じ目線で取り扱わかなきゃいけないっていうときに、まず“自分たちがやっていて楽しいこと”という切り口は絶対になくさないようにしようと、荒川とずっと話していました。
“ライフスタイルをいきなり全部変えることは無理だから、モノの選び方をちょっとずつアップデートすることから始めていこうよ”という思いのもと、最終的に「気持ちいい生活の、選びかた。」という特集タイトルにたどり着きました。
SNSでの反響は予想以上だった
荒川:SDGs特集の反響はすごくよかったんです。SNSでも、読んだ方がたくさん感想をあげてくださって。
田島:まず「ハナコでSDGs? 意外!」という反応が非常に多かったのですが、「読みやすかった」とか、すごく褒めていただけて。それから「みんなも読んだほうがいい」といった、ほかの人にもすすめるような反応は通常号に比べても多かったです。逆に言うと、読者もSDGsのようなテーマにすごく興味があるからこういう声があがったんだろうなって。コロナ禍によって、家で自分のこと、地球のこと、未来のことをふつふつと考える時間も長く、「SDGsって最近聞くけどよく知らない」「エシカルってなんだろう」「なにから始めればいいのかな」とみなさんが思い始めていたタイミングだったことも大きいと思います。
荒川:本当に、褒めてくれた人を一人ひとり抱きしめたいくらい感激しました(笑)。
田島:偶然読んでくれた人にとっても、新しいものに触れる機会になってくれていたらいいなと思います。ネットなどで自分がほしい情報だけを取りにいくのとは違って、雑誌は“うっかり”手に取って出会ってしまう存在なので、それが現れたような反応は本当にうれしかったですね。
荒川:SDGs特集の反響はすごくよかったんです。SNSでも、読んだ方がたくさん感想をあげてくださって。
田島:まず「ハナコでSDGs? 意外!」という反応が非常に多かったのですが、「読みやすかった」とか、すごく褒めていただけて。それから「みんなも読んだほうがいい」といった、ほかの人にもすすめるような反応は通常号に比べても多かったです。逆に言うと、読者もSDGsのようなテーマにすごく興味があるからこういう声があがったんだろうなって。コロナ禍によって、家で自分のこと、地球のこと、未来のことをふつふつと考える時間も長く、「SDGsって最近聞くけどよく知らない」「エシカルってなんだろう」「なにから始めればいいのかな」とみなさんが思い始めていたタイミングだったことも大きいと思います。
荒川:本当に、褒めてくれた人を一人ひとり抱きしめたいくらい感激しました(笑)。
田島:偶然読んでくれた人にとっても、新しいものに触れる機会になってくれていたらいいなと思います。ネットなどで自分がほしい情報だけを取りにいくのとは違って、雑誌は“うっかり”手に取って出会ってしまう存在なので、それが現れたような反応は本当にうれしかったですね。
コラボ講座で扱う4つのテーマ
荒川:特別コラボ講座「SDGs入門」では、4つのテーマでそれぞれゲストを迎えます。「アップサイクル」はヴィンテージストア「DEPT」オーナーのeriさん、「食」はオーガニックスイーツ店「shodai bio nature」のパティスリーの小代智紀さん、「カルチャー」は映画ライターの志村昌美さん、「女性の働き方」はインディペンデント雑誌『ハイアーマガジン』の編集長であるharu.さん。私たちのほうではアップサイクルとカルチャーのゲストをアサインさせていただきました。
eriさんはSDGs特集にも出ていただいたので、誌面を読んで興味を持ってくれた方が、もうちょっと聞きたいと感じたようなことをトークできたらと思っています。カルチャーはSDGs特集でも取り上げたんですが、この映画を観たらジェンダーのことがわかるとか、この漫画を読んだら貧困のことがわかるというように、きっかけとしては一番やわらかいと思うんです。特集のときと同じように、初心者の方に目線を合わせた内容にしたいですね。
ハナコカレッジはものづくりやお料理、技術を教えてもらうような授業がメインだったりするので、今回ルミネさんの力をお借りして、新しく座学のコンテンツをつくれるのが楽しみです。
荒川:特別コラボ講座「SDGs入門」では、4つのテーマでそれぞれゲストを迎えます。「アップサイクル」はヴィンテージストア「DEPT」オーナーのeriさん、「食」はオーガニックスイーツ店「shodai bio nature」のパティスリーの小代智紀さん、「カルチャー」は映画ライターの志村昌美さん、「女性の働き方」はインディペンデント雑誌『ハイアーマガジン』の編集長であるharu.さん。私たちのほうではアップサイクルとカルチャーのゲストをアサインさせていただきました。
eriさんはSDGs特集にも出ていただいたので、誌面を読んで興味を持ってくれた方が、もうちょっと聞きたいと感じたようなことをトークできたらと思っています。カルチャーはSDGs特集でも取り上げたんですが、この映画を観たらジェンダーのことがわかるとか、この漫画を読んだら貧困のことがわかるというように、きっかけとしては一番やわらかいと思うんです。特集のときと同じように、初心者の方に目線を合わせた内容にしたいですね。
ハナコカレッジはものづくりやお料理、技術を教えてもらうような授業がメインだったりするので、今回ルミネさんの力をお借りして、新しく座学のコンテンツをつくれるのが楽しみです。
「選ぶ」の次にチャレンジしたいのは、「広める」こと
荒川:このコラボ講座をきっかけに、ルミネさんと一緒になにかできたらいいですね。それこそSDGs関連で、アップサイクルのイベントを一緒にやるとか、エシカルな取り組みをしているレストランでなにかをやるとか。
実は今年の5月に、本誌でSDGs特集をまたやろうと思っていて、そのときのテーマは(気持ちいい生活の)「広め方」にしたいと考えているんです。誌面だけじゃなく、ルミネのようにいろんな人が通り過ぎる場所と組んでなにかするのは、いい広め方のひとつになるんじゃないかなと思っています。
田島:僕は2017年にもCLASS ROOMに登壇させていただいたのですが、そのときに、参加者の方々が非常に熱心で、なおかつリアルイベントだったのでコミュニティができるのが魅力的だなと感じました。今考えると、その印象が頭のどこかにずっと残っていて、ハナコカレッジの立ち上げにもつながったのかもしれません。
雑誌を読むことの楽しさは、モノやコトと偶然に出会うこと。ルミネも同じように、ただの商業施設ではなく、そこに集う人たちにいろんなきっかけを与えている場所ですよね。僕らは雑誌をつくるほかにもイベントプロデュースや商品開発など、いろんな活動をしているので、ルミネさんとも売り場をつくったり商品をつくったりというふうに広げられたらいいですね。さらに、それらを通してSDGsや日々の学びになるようなことを伝えていけたら、すごく有意義だと思います。
<プロフィール>
田島朗(『Hanako』編集長)
1997年、マガジンハウスに入社。2010年『BRUTUS』副編集長、16年より現職。雑誌のみならず、ウェブメディア、読者コミュニティ、イベント、商品開発などを手がけるライフスタイルメディアとしてのHanakoブランドをプロデュースしている。
荒川由貴子(『Hanako』編集者)
2003年、主婦の友社に入社し、広告部に配属。2008年より『mina』編集部へ異動、2016年より同誌編集長。2019年、マガジンハウスに入社。『Hanako』編集部へ配属。読者コミュニティ「ハナコラボ」、学びのプログラム「ハナコカレッジ」、SDGs特集などを担当。
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CLASS ROOM × ハナコカレッジ 特別コラボ講座「SDGs入門」
LUMINE CLASS ROOMとハナコカレッジによる、SDGsをテーマにした特別コラボ講座を実施します。食やカルチャー、そしてアップサイクルから女性の働き方まで、私たちの未来にとって大切なことを学ぶ講座をライブ配信でお届けします。気持ちのいいライフスタイルのヒントを見つけるきっかけに、ぜひご参加ください。
配信日時:2021年2月27日(土)10:00〜16:00
配信方法:上記日時にYouTube上でライブ配信
→アーカイブ動画配信中:1限目/2限目/3限目/4限目/まとめ
<タイムテーブル>
10:00~10:20【導入】/SDGs入門
10:30~11:10【1限目】/アップサイクル(ゲスト:eri)
11:30~12:10【2限目】/食(ゲスト:小代智紀)
13:30~14:10【3限目】/カルチャー(ゲスト:志村昌美)
14:30~15:10【4限目】/女性の働き方(ゲスト:haru.)
15:30~16:00【まとめ】
<ゲストプロフィール>
eri(DEPT Company代表)
1983年NY生まれ東京育ち。1997年『立花ハジメとLowPowers』のボーカルとしてアルバムをリリース。2002年より自身のブランドを立ち上げ東京・中目黒に旗艦店を構える。主に古着屋『DEPT』、古着を利用したワンオフブランド『DEPT ONE OF A KIND』の制作、『mother』をはじめとする自社ブランドのデザインを手がけている。会社・店舗運営においてのすべての行動に対し可能な限り地球環境への負担をかけないという理念のもと“DEPT THIRD-HAND PROJECT”をスタート。SNSを中心に様々な取り組みやライフスタイルを発信、提案している。そのほか、NY在住の文筆家・佐久間裕美子氏とPodcast『もしもし世界』をローンチ。環境・政治・ジェンダー・メンタルヘルスなど様々な話題を通して今の地球を見つめる番組を制作している。また中目黒のVEGANカフェ『明天好好』のディレクターも務めるなど活動は多岐にわたる。
小代智紀(パティシエ)
レストラン プロヴァンス修行後、1983年に渡仏し料理研修をする。帰国後、葉山「ラ・マーレ・ド・チャヤ」にて熊谷喜八に師事。シェフ・ド・パティシエに抜擢され、様々な味覚の薫陶を受ける。1988年に再渡仏、レストラン「パテスリーアクス」にて、シェフ・ド・パティシエに就任。その後、故郷である九州の「シーホーク ホテル&リゾート」にてシェフ・ド・パティシエに就任。2003年4月「ARDEUR」を開店。2012年退任後6月、自身のデザートブランド「shodai bio nature」を開店。現在6店舗を展開中。
志村昌美(ライター)
1980年、東京都生まれ。大学卒業後、イタリア留学を経て映画宣伝会社に就職。洋画や邦画の宣伝業務に従事する。その後、ワーキングホリデーでイギリスへ渡ったことをきっかけに、ライターへ転向。海外のエンタメ情報などを発信するようになる。帰国後、本格的にライターとしての活動をスタートさせ、現在はインタビューや映画評などを中心にWEBや雑誌で執筆中。これまでに取材した映画監督や俳優は、国内外を合わせて500人ほど。そのほか、女性のライフスタイルに関するWEBサイトなどにも携わっている。
haru.(編集者/プロデューサー)
1995年生まれ。東京藝術大学在学中に、同世代のアーティスト達とインディペンデント雑誌HIGH(er)magazineを編集長として創刊。多様なブランドとのタイアップコンテンツ制作を行ったのち、2019年6月に株式会社HUGを設立。取締役としてコンテンツプロデュースとアーティストマネジメントの事業を展開し、新しい価値を届けるというミッションに取り組む。
荒川:このコラボ講座をきっかけに、ルミネさんと一緒になにかできたらいいですね。それこそSDGs関連で、アップサイクルのイベントを一緒にやるとか、エシカルな取り組みをしているレストランでなにかをやるとか。
実は今年の5月に、本誌でSDGs特集をまたやろうと思っていて、そのときのテーマは(気持ちいい生活の)「広め方」にしたいと考えているんです。誌面だけじゃなく、ルミネのようにいろんな人が通り過ぎる場所と組んでなにかするのは、いい広め方のひとつになるんじゃないかなと思っています。
田島:僕は2017年にもCLASS ROOMに登壇させていただいたのですが、そのときに、参加者の方々が非常に熱心で、なおかつリアルイベントだったのでコミュニティができるのが魅力的だなと感じました。今考えると、その印象が頭のどこかにずっと残っていて、ハナコカレッジの立ち上げにもつながったのかもしれません。
雑誌を読むことの楽しさは、モノやコトと偶然に出会うこと。ルミネも同じように、ただの商業施設ではなく、そこに集う人たちにいろんなきっかけを与えている場所ですよね。僕らは雑誌をつくるほかにもイベントプロデュースや商品開発など、いろんな活動をしているので、ルミネさんとも売り場をつくったり商品をつくったりというふうに広げられたらいいですね。さらに、それらを通してSDGsや日々の学びになるようなことを伝えていけたら、すごく有意義だと思います。
<プロフィール>
田島朗(『Hanako』編集長)
1997年、マガジンハウスに入社。2010年『BRUTUS』副編集長、16年より現職。雑誌のみならず、ウェブメディア、読者コミュニティ、イベント、商品開発などを手がけるライフスタイルメディアとしてのHanakoブランドをプロデュースしている。
荒川由貴子(『Hanako』編集者)
2003年、主婦の友社に入社し、広告部に配属。2008年より『mina』編集部へ異動、2016年より同誌編集長。2019年、マガジンハウスに入社。『Hanako』編集部へ配属。読者コミュニティ「ハナコラボ」、学びのプログラム「ハナコカレッジ」、SDGs特集などを担当。
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CLASS ROOM × ハナコカレッジ 特別コラボ講座「SDGs入門」
LUMINE CLASS ROOMとハナコカレッジによる、SDGsをテーマにした特別コラボ講座を実施します。食やカルチャー、そしてアップサイクルから女性の働き方まで、私たちの未来にとって大切なことを学ぶ講座をライブ配信でお届けします。気持ちのいいライフスタイルのヒントを見つけるきっかけに、ぜひご参加ください。
配信方法:上記日時にYouTube上でライブ配信
→アーカイブ動画配信中:1限目/2限目/3限目/4限目/まとめ
<タイムテーブル>
10:00~10:20【導入】/SDGs入門
10:30~11:10【1限目】/アップサイクル(ゲスト:eri)
11:30~12:10【2限目】/食(ゲスト:小代智紀)
13:30~14:10【3限目】/カルチャー(ゲスト:志村昌美)
14:30~15:10【4限目】/女性の働き方(ゲスト:haru.)
15:30~16:00【まとめ】
<ゲストプロフィール>
eri(DEPT Company代表)
1983年NY生まれ東京育ち。1997年『立花ハジメとLowPowers』のボーカルとしてアルバムをリリース。2002年より自身のブランドを立ち上げ東京・中目黒に旗艦店を構える。主に古着屋『DEPT』、古着を利用したワンオフブランド『DEPT ONE OF A KIND』の制作、『mother』をはじめとする自社ブランドのデザインを手がけている。会社・店舗運営においてのすべての行動に対し可能な限り地球環境への負担をかけないという理念のもと“DEPT THIRD-HAND PROJECT”をスタート。SNSを中心に様々な取り組みやライフスタイルを発信、提案している。そのほか、NY在住の文筆家・佐久間裕美子氏とPodcast『もしもし世界』をローンチ。環境・政治・ジェンダー・メンタルヘルスなど様々な話題を通して今の地球を見つめる番組を制作している。また中目黒のVEGANカフェ『明天好好』のディレクターも務めるなど活動は多岐にわたる。
小代智紀(パティシエ)
レストラン プロヴァンス修行後、1983年に渡仏し料理研修をする。帰国後、葉山「ラ・マーレ・ド・チャヤ」にて熊谷喜八に師事。シェフ・ド・パティシエに抜擢され、様々な味覚の薫陶を受ける。1988年に再渡仏、レストラン「パテスリーアクス」にて、シェフ・ド・パティシエに就任。その後、故郷である九州の「シーホーク ホテル&リゾート」にてシェフ・ド・パティシエに就任。2003年4月「ARDEUR」を開店。2012年退任後6月、自身のデザートブランド「shodai bio nature」を開店。現在6店舗を展開中。
志村昌美(ライター)
1980年、東京都生まれ。大学卒業後、イタリア留学を経て映画宣伝会社に就職。洋画や邦画の宣伝業務に従事する。その後、ワーキングホリデーでイギリスへ渡ったことをきっかけに、ライターへ転向。海外のエンタメ情報などを発信するようになる。帰国後、本格的にライターとしての活動をスタートさせ、現在はインタビューや映画評などを中心にWEBや雑誌で執筆中。これまでに取材した映画監督や俳優は、国内外を合わせて500人ほど。そのほか、女性のライフスタイルに関するWEBサイトなどにも携わっている。
haru.(編集者/プロデューサー)
1995年生まれ。東京藝術大学在学中に、同世代のアーティスト達とインディペンデント雑誌HIGH(er)magazineを編集長として創刊。多様なブランドとのタイアップコンテンツ制作を行ったのち、2019年6月に株式会社HUGを設立。取締役としてコンテンツプロデュースとアーティストマネジメントの事業を展開し、新しい価値を届けるというミッションに取り組む。