FASHION
WINDOW DISPLAY
文化服装学院アパレル技術科バーチャルファッションコース×edenworks×装苑 photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.)
ルミネが考えるサステナブルなウィンドウ作り 文化服装学院+edenworks+装苑
2024.10.16
本記事は2024年10月4日に『装苑ONLINE』に掲載された記事を再編集しています。
ブランドやファッションスタイルなどの提案だけにとどまることなく、夢のある世界観と高いクリエイティブで、毎シーズン目を惹きつける空間作りやメッセージを伝えるルミネのウィンドウディスプレイ。2024年秋冬シーズンでは、装苑プロデュースでフラワークリエイティブスタジオedenworksの代表、篠崎恵美さんと文化服装学院アパレル技術科バーチャルファッションコースの学生による特別タッグで制作。2024年10月3日(木)〜11月20日(水)まで各所にて展開される。
ブランドやファッションスタイルなどの提案だけにとどまることなく、夢のある世界観と高いクリエイティブで、毎シーズン目を惹きつける空間作りやメッセージを伝えるルミネのウィンドウディスプレイ。2024年秋冬シーズンでは、装苑プロデュースでフラワークリエイティブスタジオedenworksの代表、篠崎恵美さんと文化服装学院アパレル技術科バーチャルファッションコースの学生による特別タッグで制作。2024年10月3日(木)〜11月20日(水)まで各所にて展開される。
「Neo Naturalist 未来を守る小さなアクション」というメッセージ
ルミネでは、2021年10月に『WE ILLUMINATE THE FUTURE〜わたしが選ぶ毎日が、わたしたちの未来をつくっていく』を策定し、2022年度からはルミネ全体で、そのサステナビリティ方針を意識した取り組みを行っている。ウィンドウディスプレイにおいても、過去に再生ペットボトルを使用し壁面タペストリーを作成したり、一度廃材となった造作をアップサイクルするなど、サステナブルを強化した展開を見せている。そして今回、新たなディスプレイへの挑戦として、このコラボレーションが実現した。
今季のウィンドウディスプレイテーマは、「Neo Naturalist 未来を守る小さなアクション」。「自然の厳しさと向き合いながら、自然をしっかりと守る気持ちをもとう。不完全なものであっても遊び心をもって楽しもう。今あるものに新しい魅力を見出そう。そんな、私たちにできる小さなアクションで未来を大きく変えていこう」というメッセージが込められている。
株式会社ルミネ マーケティングデザイン部マーケティングコミュニケーショングループの善徳未優さん、井出葵さんと参加学生の対話の様子。
ディレクターとして参加したのは、国内外で活躍するフラワークリエイターの篠崎恵美さん。彼女が代表を務めるedenworksは業界の中でもサステナブルな活動に積極的で、フラワーショップで残った植物をドライフラワーや新たなプロダクトとして蘇らせることを日常としている。そんな篠崎さんの思想やセンスに、大胆かつエネルギッシュな感性をプラスし、未来に向けたメッセージを発信したいという思いから、文化服装学院で新設されたばかりのアパレル技術科バーチャルファッションコースの学生とタッグを組むことに。デジタルを駆使し、環境に優しい服作りや一歩先のデザイン制作を学ぶ若い世代との協業で新たな創造を目指した。
植物のグラフィック柄の制作に向けて素材の撮影準備をする篠崎さん
Neo Naturalist というテーマをもとに、地球や私たちの生活には欠かすことのできない植物、そして人類との共生をイメージした空間作りを考案。植物画像をコラージュしたグラフィック柄、ドライフラワーや太陽光LEDライトなどを使用し、優しくも華やか、そしてフューチャリスティックな雰囲気の空間を作るべく、今回参加した学生たちには、空間のキーとなる植物画像のグラフィック柄を提案してもらうことになった。
植物のグラフィック柄の制作に向けて、素材の撮影を開始。篠崎さんが運営するフラワーショップで売れずに残ってしまったものや、フォルムやディテールに独創性のある植物を細かく分解し、おおよそ40種類ほどの画像データを準備。撮影現場には、参加学生の竹下愛萌さんも立ち会い、どういった花を集めているかを確認し、さらに細かいウィンドウイメージや今回のテーマをどう解釈したかなど、お互いに考えを擦り合わせながら制作に臨んでいた。「こちらの意図をすぐに感じとってもらえたので、スムーズに進められました。ディスプレイに関する様々な提案にも積極的に意見をだしてくれましたし、グラフィックにおいても想像を超えて素敵なものが上がっていて、すごく感動しました」(篠崎さん)
植物のグラフィック柄の制作に向けて、素材の撮影を開始。篠崎さんが運営するフラワーショップで売れずに残ってしまったものや、フォルムやディテールに独創性のある植物を細かく分解し、おおよそ40種類ほどの画像データを準備。撮影現場には、参加学生の竹下愛萌さんも立ち会い、どういった花を集めているかを確認し、さらに細かいウィンドウイメージや今回のテーマをどう解釈したかなど、お互いに考えを擦り合わせながら制作に臨んでいた。「こちらの意図をすぐに感じとってもらえたので、スムーズに進められました。ディスプレイに関する様々な提案にも積極的に意見をだしてくれましたし、グラフィックにおいても想像を超えて素敵なものが上がっていて、すごく感動しました」(篠崎さん)
期間/2024年10月3日(水)~11月20日(木)予定 ※ルミネ立川のみ11月5日(火)~11月20日(木)予定
ウィンドウテーマ/Neo Naturalist - 未来を守る小さなアクション
実施館/ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、ルミネ有楽町、ルミネ北千住、ルミネ池袋、ルミネ立川、ルミネ町田、ルミネ荻窪、ルミネ大宮、ルミネ横浜
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>>100年先も植物が人間と共存していける未来を考えながら
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