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体験を終えた参加者は班にわかれてお互いの感想をシェアしました。LUSHのエシカルな取り組みについては、これまで繰り返し聞いていたルミネスタッフもいましたが、現場のエネルギッシュな空気に触れ、「こんなところを見習いたい」「ここがすごい!」といった感想がたくさん集まりました。
スタッフの意識の高さがとても印象に残りました。私も日ごろからLUSHの皆さんの意識が非常に高く、誇りを持って働いているということは感じていましたが、今日入り口でスタッフの皆さんがそろって笑顔であいさつしてくださったことにすごく感動しました。CSRに取り組む会社は多いですが、スタッフ全員がこうした思いでやられている企業はなかなかないと思うので、そこはルミネもぜひ見習わなければいけないと思いました。
丸2年LUSHさんを担当しています。既にお話はうかがっているつもりでしたが、実際にここへ来てみるとまだまだ知らないことも多くありました。今日は製造過程を見たり、原材料を口にしたりして商品の魅力がより伝わったので、そこはぜひお客様にも伝えていきたい。LUSHさんは一緒に売り上げを目指す仲間ではありますが、こうして会社を訪ねる機会はなかなかないので、すごく貴重です。ルミネとして伝えたいところ、LUSHさんとして伝えたいところをうまく協力していくことが今後の課題になるのかなと思いました。
LUSHさんの理念やマインド(考えや姿勢)の一貫性というところが非常に共感できました。「環境活動は環境の部署がやること」という先入観が私の中であったのですが、ショップ、製造、バイヤー、CSR、皆同じ理念で動かれているところが非常にすばらしいと思いました。そして、ユーザーがその思いについてきている。
ものづくりをショップスタッフが語れる強さというのも改めて感じました。ルミネの中でも「これを売ってください」とぽんと渡されるショップもある中で、ショップスタッフが思いを持ってコンセプトを伝えられている。ユーザーにとってもこれほど信頼できるものはないなと思います。
LUSHさんのブランディングの中でギフトボックスがすごく可愛くて、楽しさが伝わりました。「可愛い」の一方、「社会派」な考えもしっかり持っていてこの二つをどうやって両立させているのかが個人的にすごく興味がありました。楽しさを伝えるパッケージも重要ですが、そのパッケージに再生紙を使用したり、箱に直接プリントすることで包装紙を不要にしたり―。「可愛くすることで買ってもらおう」「いや環境だ」と、どちらかを優先させるのでなく、常に二軸で考えていくスタイルがとても勉強になりました。
環境活動を“自分ごと”に近づけようと、今回初めて「ルミネがLUSHと一緒にできること」の具体案を考えてみました。
以下はこのとき出た主なアイデアです。
- ■ルミネの屋上菜園で育てた野菜やハーブを使ってLUSHさんの商品を作るイベントを開いてみたい。
- ■ルミネ内の燃えるゴミ、燃えないゴミの箱と併せてLUSHさんの回収箱を期間限定で置いてみては。お客様に容器リサイクルについて興味を持ってもらうきっかけになるのでは。
- ■今日見せていただいたLUSHチャリティポットのルミネバージョンのようなものを共同開発してみたら、お客様にも喜んでいただけるのでは。
- ■LUSHさん始め、ルミネの中でエコやCSRに熱心なお店を私たちで拾い上げて、環境対策自慢、地産地消自慢などといった感じで対外的にPRできる場を企画してみる。
- ■LUSHさんの取引先の農家さんの野菜や果物などを集めたマルシェを開いたら楽しいイベントになるのでは。
- ■ショッパー(各店のショップ袋)を渡す際、始めに(必要かどうかを)声がけすると要らないと言うお客様も多いけれど、なかなか積極的にできているショップは少ない。そうした観点からLUSHさんの成功体験を紹介する場をルミネで企画できないか。