さて、忙しく準備を進めるうちに訪れた本番の10月5日。
会場では芝生の上に張ったテント内でお客さま参加型のワークショップを、中央ステージ周辺でも親子向けワークショップのほかライブやトーク、物品販売を行うなど、秋まつりを幅広いお客さまに楽しんでいただけるよう、さまざまなコンテンツをそろえました。
choroko秋まつりのメニューはまさに3年間の活動の集大成と呼べるものになりました。chorokoとのご縁に触れつつ、概要を紹介します。
「電球をLEDに代えるだけで年間3000円の電気代節約に。楽しみながらエコ賢い生活を送ろう!」とペオさん
第2回choroko会議のセミナー講師としてルミネに来てくださったペオさん。ペオさんのお話はエコを楽しむヒント満載です。
プラスチック製のボールペンは地下から採掘される石油を使った製品だから「地下」(廃棄後の循環が困難)、地上に生える竹製のボールペンは「地上」(竹は1年で再生するからエコ面で優れた素材)と、ペオさんは身の回りの生活雑貨を「地下」「地上」の観点で選びわけるスウェーデン式の環境ルールを紹介。できるだけ環境循環の許容範囲にある「地上」の原料の製品を選ぶことで「エコ賢い生活を楽しんで」。シンプルなルールに基づくペオさん流のエコ生活術はこの日の会場でもうなずく人多し、でした。
のみ込みの早い子どもたちは「地上」「地下」の環境ルールをすぐにマスター
真剣にリズムを刻む子どもたち
社外に飛び出した環境体験活動として始めたchorokoツアー第1弾が森の皮むき間伐でした。日本の森の再生に間伐がとても大切なことを学びました。
地元のNPO法人千住芸術村のオーガナイズで実施された国産杉の間伐材を使った木琴づくりワークショップ。緑、ピンク、黄色の音版をひもで結び合わせ、裏面の板にはチョークで好きな絵を描いてもらいます。マレットはスプーンで代用するキュートなミニ木琴が出来上がりました。
仕上がった後は作品を持ち寄ってドラム缶製の打楽器「スティールパン」演奏グループとのコラボも。子どもたちは奏者の佐々木謙太朗さんの指導で「カカッコ、カッコ」というカリプソのリズムを練習。静かな海を思わせる美しいコラボとなり、会場からも盛大な拍手が起きました。このワークショップを目的に来場した親子連れも。
いつも元気なLUSHスタッフの皆さん
社員全員が熱心にCSRに取り組むLUSHは廃棄物リサイクル率99. 8%とエコ企業の大先輩。第2回chorokoツアーの訪問先でした。
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chorokoまつりには北千住店5階のLUSHも出展。バブルバーに水を注ぎ入れ、泡をこんもり膨らませるおなじみのパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。この日のワークショップは好きなメッセージを記した紙片を入れた「世界でひとつだけ」のバスボムを作るワークショップ。LUSH北千住店でスタッフから来場を薦められた常連さんが多く見られました。
ベルガモットの香りが周囲に漂ったLUSHブース、女性に人気でした
仕上がりに感動して2回来た人もいたそう
chorokoメンバー有志が編集委員を務めるフリーペーパーecoshare(エコシャレ)最新号「モノを大切にする暮らし」でシューケアを取り上げたことから今回出展をお願いしました。
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明石優さんは、世田谷ものづくり学校内の自由大学で靴磨き教室の講師を務める靴磨き職人さん。chorokoまつりではオーソドックスな靴磨きをじっくり教えてくださいました。通りがかった来場者が立ち止まって様子を眺めるなど、関心の高さが目立ったワークショップでした。「靴磨きは自分の手でできる身近なエコ。ケアするだけで長く履けるし、愛着も湧きます」と明石さん。
大切な人の靴を磨いてあげれば「ありがとう」の表現にもなる、と明石さん
女の子たちも夢中で作っていました
choroko会議でメンバーから「ルミネらしいエコ生活がご提案できる」の声が上がり実現したワークショップ。キャンドルを灯してスローで豊かな夜を。
プリザーブドフラワーやドライリーフをキャンドルの側面に貼り付け、液体の蝋(ろう)に数回浸して固定し、美しいオリジナルキャンドルを作るワークショップ。川崎市でグリーンやハーブの寄せ植えワークショップを行うSOLSO GOOD SHOPさんが担当しました。当日申し込みでしたが、スタートから女性のお客さまの関心が高く、好評でした。
贈りものにも良さそうなボタニカルキャンドル